扉は自動ドア

扉の向こうには
歓喜と愛の
めくるめくパラダイスがあります。

その世界に行く為に
扉を開ける鍵がなければダメ
と思い込んでいて
求めて鍵を探す旅に出ます。

だけど、本当は
鍵なんかかかってないし、
扉も自動ドア


扉の前に立てば開く事も
知っていたはずですが
忘れて探しているのです。
あるはずのない鍵を


彷徨いながらも
ふと扉の前に立った時に
その扉は開くのです。